「エルゴランセルの評判は良いけど本当に大丈夫?」
「デメリットはある?」
「6年間使うから後悔だけはしたくない」
エルゴランセルは負担軽減に特化した設計で注目を集めていますが、それでも「何かデメリットはないのか!?他のメーカーの方が良い!?」と不安になるのがラン活。
この記事では、口コミで明らかになったエルゴランセルのデメリットや注意点を検証し、他メーカーのランドセルと比較しながら解説します。
この記事を読むことで、エルゴランセルが自分の子どもにとって本当に最適な選択かどうか、納得して決められるはずです。
6年間使うランドセルは「絶対に選び間違えたくない!」という方は必読です。
エルゴランセルのデメリットを徹底検証!購入前に解消しておきたい不安
エルゴランセルとは
簡単に言うと、軽くていっぱい入って背負いやすいランドセルです。
登山リュックのいいところをランドセルに融合させています。
注目は、胸ベルトと腰ベルト!
正直、これが付いている時点で『エルゴランセル一択』と言っても過言ではないほどです。
ランドセルって重たすぎるんですよ…。まだ身体が発達していない小学生があんな重たいランドセルを背負って毎日通学しているのを見ると「少しでも軽減してあげたい」と思うのが親の性です。
胸ベルト、腰ベルトの重要性
胸ベルトや腰ベルトが重要な理由について詳しく解説します。
胸ベルト、腰ベルトの役割
これが付いているといないとでは、肩や腰に掛かる負担が全然違います。
特に、近年問題になっている「ランドセル症候群」の対策には最適だと思います。
文部科学省もこの「ランドセル症候群」の影響を懸念し、持ち帰る必要のない教科書等を学校に置いておく、いわゆる「置き勉」を推奨しています。
それでもまだまだ重たいんですよね。宿題に使う教科書やノート、パソコン、筆記用具などを入れると5~6kgになるほど。
個人的には、全ランドセルに胸ベルト、腰ベルトを付けるべきだと思います。
エルゴランセルのメリットと口コミ
では実際の評判はどうでしょうか?
まずはメリットと良い口コミを簡単にまとめました。
エルゴランセルのメリット
- 軽量
- エルゴランセルは約1,040gと非常に軽量
- 腰ベルトと胸ベルトで負担を軽減
- 腰ベルト:ランドセルの重さを腰で分散し、肩や背中への負担を軽減します。長距離の通学や重い荷物の日に特に役立ちます。
- 胸ベルト:ランドセルが体にしっかりフィットするため、走ったり自転車に乗ったりする際もズレにくい設計です。
- 丈夫で長持ち
- 耐久性の高い素材で作られており、6年間安心して使えます。防水性も備え、雨の日の通学でも問題ありません。
- 拡張可能な大容量
- 必要に応じて容量を拡張可能。教科書や習い事の道具、遠足の荷物も余裕で収納できます。
- 6年間保証付き
- 自然な故障に対して無償修理が受けられる保証付きで、購入後のサポート体制も万全です。
口コミでの高評価ポイント
エルゴランセルのデメリット、不安な点、失敗例、後悔した点はある?
良い点はもちろんですが、購入前に一番気になるのはやはりマイナス面。
という訳で、多数の口コミを分析し、エルゴランセルを購入する前に解消しておきたい不安を3つに絞りました。
- 思ったより重い?
- 型崩れしやすい?
- 普通のランドセルに比べて目立つ?いじめられない?
この3つについて一つづつ検証していきます。
①重さについて
まずは、一般的なランドセルの素材ごとの重さを比較してみましょう。
素材 | 重さ | 特徴 |
---|---|---|
コードバン (天然皮革) | 1,300~1,500g | 強度・耐久性に優れ、高級感のある馬のお尻から取れる皮革。 |
牛革 (天然皮革) | 1,200~1,400g | 丈夫で長持ち、使い込むほど風合いが出る素材。 |
クラリーノ (人工皮革) | 1,000~1,100g | 軽量で水に強く、手入れが簡単な人工皮革。 |
エルゴランセル | 1,040g(腰ベルト付き: 1,150g) | 軽量で機能性に優れた人工皮革製ランドセル。 |
クラリーノと比べるとわずかに重いですが、エルゴランセルは十分軽量の部類に入ります。
では次に「軽量」を売りにしている機能性ランドセルとの比較もしてみます。
エルゴランセルを含めたランドセル軽量ランキングの比較表を作成しました。
順位 | 製品名 | 重さ | ブランド |
---|---|---|---|
1位 | グランコンパクト | 約980g | ふわりぃ |
2位 | スゴ軽エアー | 約990g | セイバン |
3位 | エルゴランセル (腰ベルトなし) | 約1,040g | エルゴランセル |
4位 | ミラクルin NEO ライト ファンタスティックプリズム | 約1,050g | イオン |
5位 | 防水クラリーノ カラーステッチ | 約1,100g | 池田屋 |
6位 | クラリーノ®・スタンダード【21-S】 | 約1,120g | 大峡製鞄 |
7位 | エルゴランセル (取り外し式の腰ベルト付き) | 約1,150g | エルゴランセル |
8位 | ユアメイト ウィリー | 約1,150g | セイバン |
9位 | たくみ プレミアム ウノ | 約1,160g | モギカバン |
10位 | はねかる | 約1,160g | 羽倉ランドセル |
11位 | トレーズ | 約1,190g | ふわりぃ |
12位 | フィットちゃんベーシック軽量ワイド | 約1,190g | フィットちゃん |
エルゴランセルの「腰ベルトなし」は3位、腰ベルト付きモデルは7位にランクイン。
次に、他社の人気ランドセル型リュックとの比較表です。
製品名 | 重量 | ブランド | 特徴 |
---|---|---|---|
池田屋 AIR RUCK(エアリュック) | 約780g | 池田屋 | カブセ付きでわずか780gの軽量設計。耐久性と快適な背負い心地を実現。 |
軽量Smileランドセル | 約830g | BREEZE | 軽さとデザイン性を兼ね備えたランドセル。 |
ラクサックジュニアプラス | 約850g~890g | フットマーク | 学年に応じた軽量設計。背負いやすさを追求したランドセル。 |
クアルテック(フラップあり) | 約870g | NuLAND® | 軽量ながらフラップ着脱が可能なカスタマイズ性が特徴。 |
わんパック14 | 約930g | モンベル | 軽量で通気性が良く、登山用リュックの技術を応用したランドセル。 |
かぶせがとれる軽量ランドセル | 約999g | ニトリ | 取り外し可能なかぶせと軽量設計が特徴のランドセル。 |
Ryussel NINE | 約999g | Rikomon | スタイリッシュで機能的なランドセル。 |
エルゴランセル | 約1,040g | エルゴランセル | 登山リュックの技術を活かした設計で、重い教科書を入れても負担がかかりにくいランドセル。 |
サッチェルバッグ | 約1,350g | PORTER | シンプルで機能的なデザインが特徴のランドセル。 |
確かに、ランドセル型リュックの中では重い方ですね。
結論
という結果になりました。
個人の主観もあるので何とも言えませんが、他のランドセル型リュックと比べた際には「思ったより重い」という感想になるかと思います。
ただ、ランドセルに重要なのは「背負った時に感じる重量感」と「素材の耐久性」という意見も多いので、他の要素も加味して選んだ方が良いと思います。
②型崩れしやすい?
エルゴランセルを含む多くのランドセル型リュックは、軽量化や背負いやすさを追求した結果、従来のランドセルよりも柔らかい素材(ナイロンやポリエステルなど)が使用されています。
そのため、「型崩れしやすいのでは?」という不安を持つ人も少なくありません。
しかし、すべてのランドセル型リュックが型崩れしやすいわけではなく、製品によってその耐久性は異なります。
エルゴランセルの場合はどうか?
エルゴランセルに関して言えば、型崩れに対する不安は比較的少ないと言えるでしょう。
その理由は以下のポイントにあります。
- 強度の高い素材を採用
- エルゴランセルは、本体に高強度で撥水性に優れた「コーデュラナイロン1000D」を採用し、カブセ部分には軽量で傷や摩擦に強い「人工皮革(帝人コードレ、タフガードライト)」を使用しています。この組み合わせにより、雨の日や長期間の使用にも耐えうる耐久性を実現し、型崩れや破損の心配が少なく、6年間安心して使える頑丈なランドセルです。
- 適切な荷物の分散
- エルゴランセルの特徴である腰ベルトと胸ベルトの構造により、ランドセルにかかる荷重が全体に分散されます。この仕組みによって、型崩れが起こりにくくなっているのもポイントです。
- ユーザーからの評価
- 実際にエルゴランセルを使用している保護者からは、「軽いのに型崩れしにくい」「使い続けても形が保たれている」といった評価が寄せられています。このことからも、型崩れに対する耐性がある程度保証されていると言えるでしょう。
型崩れしやすいというイメージがあるランリュックですが、エルゴランセルのように工夫された製品ではその心配はほとんどありません。
エルゴランセル 専用カバー
エルゴランセルには様々な専用カバーがあります。これらを活用することで更に耐久性が上がります。
デザインもオシャレなので、外見を損ねないのがいいですよね♪
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
③普通のランドセルじゃないと目立つ?いじめられない?
一般的なデザインとは異なるランドセル型リュックを選ぶと、「目立ってしまうのでは?」「いじめの原因にならないか?」と心配される親御さんもいらっしゃいます。
ランドセル型リュックを購入する際、実はこれが一番気になるポイントかもしれませんね。
エルゴランセルはランドセルと似たデザイン
他のランドセル型リュックに比べて、エルゴランセルは意外にオーソドックスなランドセルのようなデザインです。
従来のランドセルの中に混じっていても、おそらくそんなに目立つようなことはないように感じます。
というかめっちゃオシャレ。
従来型のランドセルも多種多様なカバーを装着している
今はほとんどの小学生が多種多様なランドセルカバーをしているので、少し変わった形のリュックを背負っていても、実はそんなに目立たなかったりもします。
ランドセル型リュックや機能性ランドセルを選ぶ家庭が増え、さらに多くの子どもがカラフルなランドセルカバーを使用していることから、ランドセル型リュックを使っていても目立つ心配はあまりないように思います。
エルゴランセルはどこで売ってる?【取扱店、販売店】
それでは、エルゴランセルを購入できる場所をご紹介します。
ERGORANSEL(エルゴランセル)公式ショップ
まずはやはり公式ショップ。詳しいスペックや特徴もわかりやすく記載されています。
特に人気色はあっという間に売り切れてしまうので、予約開始時期を公式ショップでチェックしておいた方が良いです。
エルゴランセル 実物を確認できる場はある?
エルゴランセルの実物を試着してみたい場合、合同ランドセル展示会にて可能です。
エルゴランセル公式サイトに日程、場所等が掲載されますので確認してみてください。
合同ランドセル展示会とは、様々なメーカーのランドセルを試着出来る展示会のこと
エルゴランセル 2025モデルはまだ入手できる?
エルゴランセルの2025年入学用モデルは人気商品のため、既に全色完売してしまっているようです。
公式サイトで情報が随時更新されるため、定期的なチェックをおすすめします。
2025年入学に間に合うランドセル型リュックはある?
現時点でまだ購入できるランドセル型リュックブランドを調べてみました。
豊岡鞄スクールリュック「UMI」は、環境配慮型の漁網再生材を使用した大容量で軽いランドセルリュック。約1230gで容量13〜15L、肩や背中に優しい設計が特徴。日本製で、購入後3年間の無料保証付きです。
こちらは胸ベルト付き。
norokka「自由なランドセル」は、つけ替え可能なフラップデザインが特徴の軽量ランドセルリュック。約910gと軽く、CORDURA®素材で耐久性も抜群。個性を引き立てるデザイン性と機能性を両立し、子どもの成長に合わせて使いやすい設計です。
大人気子供服ブランド【BREEZ】の軽量Smileランドセルは約830gの超軽量設計で、フルオープンファスナーや防水収納付き。反射機能や6年修理保証で安全性と使いやすさも抜群です。
他にもまだ間に合うランドセル型リュックはあるようなので、下記リンクからご確認ください。
その他のランドセル型リュックを楽天で見る
Amazonで見る
Yahoo!ショッピングで見る
エルゴランセル 2026モデルの販売時期は?
エルゴランセルの2026年入学用モデルの販売時期はまだ明らかにされていません(*記事作成時点)。
エルゴランセルのデメリットを徹底検証!購入前に解消しておきたい不安part2
エルゴランセルとニューランドの比較
エルゴランセルと一番よく比較されるのは、やはりニューランドでしょうか。
この二つの比較してみたいと思います。
一番大きな違いは「使用用途と設計思想の違い」
エルゴランセルとニューランドは、それぞれに独自の特徴がありますが、最も大きな違いは「使用用途と設計思想」にあります。それぞれの特徴を詳しく解説し、どちらがあなたのお子さまに合うのかを探ります。
エルゴランセルの特徴
ニューランドの特徴
どちらが向いているのか?
比較表
特徴 | エルゴランセル | ニューランド |
---|---|---|
重さ | 約1,040g | 約870g |
カスタマイズ性 | 色やサイズオプションあり | フラップ交換可能 |
耐久性 | 非常に高い | 高め |
負担軽減機能 | 腰ベルト・クッションで重さを分散 | 軽量化で負担を軽減 |
価格帯 | 高価格帯(品質に見合った価格) | 比較的手頃 |
選ぶポイント
「身体負担の軽減」vs「デザイン性と軽さ」
お子さまの通学環境やライフスタイル、家族の価値観によってどちらかを選んでください。
- 通学距離は長いですか? → 長いならエルゴランセル
- ランドセルの軽さを最優先しますか? → 軽さ重視ならニューランド
- デザインを変更して個性を出したいですか? → カスタマイズ性ならニューランド
- 長時間背負っても疲れにくい方が良いですか? → 身体負担軽減ならエルゴランセル
まとめ
どちらも優れたランドセルですが、「通学での負担を軽減したいならエルゴランセル」「軽量性やデザインの自由度を求めるならニューランド」と覚えておくと選びやすいです。
お子さまの成長に寄り添う大切なランドセル選びに、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
エルゴランセルのブログについて
エルゴランセルについてさらに詳しい口コミや使用感を知りたい場合は、公式サイト内の「読み物」というカテゴリー内に、実際に使用したユーザーにインタビューした記事があります。
かなり参考になると思うので、ぜひ一読ください。
エルゴランセル 会社概要
エルゴランセルは、株式会社ランドセルデザインが手掛けるランドセルブランドです。本社は東京都に位置し、ランドセルの企画・製造・販売を一貫して行っています。
会社の主な特徴
- 設立年: 2010年
- 製品の特徴: 高品質な素材と独自の人間工学デザイン
- 生産拠点: 国内生産にこだわり、安全性を重視
- 主な販売方法: 公式オンラインストアや直営店を通じた販売
エルゴランセルは、子どもの健康と使いやすさを第一に考えた製品づくりを行っています。また、環境への配慮も進めており、サステナブルな素材を積極的に採用しています。