こんにちは。Goopediaを運営しているtmです。
この記事は「ネームプレートが付いていないランドセルを買ってしまった」「あとから安全に名前を付けるにはどうすればいいのか」と、ランドセルにネームプレートを後付けする方法について悩んでいるあなたに向けて書いています。
この記事では、ランドセルにネームプレートを後付けするさまざまな方法を整理し、各方法のメリットとデメリット、防犯や個人情報保護のポイントまで、順番に分かりやすくまとめました。
ぜひ最後まで読み進めてもらえたらうれしいです♪
ランドセルにネームプレートを後付けする方法を徹底解説します
ランドセルにネームプレートを後付けするのは可能か?
まず気になるのが、「そもそも今使っているランドセルにネームプレートや名入れを後付けできるの?」というところですよね。
結論から言うと、ランドセル本体への刻印や、純正プレートの取り付けは「新規購入時のみ対応」のメーカーがほとんどです。後から「やっぱり刻印したい!」と思っても、工房側の安全面・作業工程の都合で受け付けていないケースが多いんですよね。
なので、すでにランドセルを購入済みの場合は、
後付けできるネームタグ・キーホルダー・名前カードを使う
といった「別パーツでの後付け」を前提に考えるのが現実的です。
新規購入時にしかできないこと・後付けでもできること
| タイミング | 主なカスタム内容 | 現実的かどうか |
|---|---|---|
| 新規購入時 | かぶせ裏への刻印、ベルトへの名入れ、本体に合わせた純正プレート | 対応しているメーカーが多く、最も自由度が高い |
| 購入後(後付け) | ネームタグ・キーホルダー・名前カード、後付け専用レザーネームタグ | 本体への刻印は難しいが、タグやカードで十分対応可能 |
この表の通り、「本体に直接刻印」は基本的に新規購入時限定、「後付け」はタグ&カードがメインと考えておくとイメージしやすいと思います。「今からでもできること」にフォーカスしていったほうが、現実的でストレスも少ないです。
前ひも(前締め)が付いているランドセルならレザーネームタグが後付けできる
数ある後付けアイテムの中で、個人的にいちばんおすすめなのが、このレザーネームタグです。もしお持ちのランドセルに前ひも*がついているのであれば、ランドセルの雰囲気を壊さずすっきりとネームタグを後付けできます。
*前ひも(前締めベルト)とは
ランドセルの「前ひも」とは、ランドセルの側面から小マチにかけて通されているベルトのことで「前締め」とも呼ばれます。

ただし、取付できないランドセルもあります。
もしお持ちのランドセルが上記のタイプの場合、他の方法でネームプレートやネームタグを取り付けることになります。
では「他にどんな方法でランドセルにネームプレートやネームタグを後付けできるのか?」という選択肢を整理していきます。大きく分けると、
- ランドセルの金具などに名前プレートやネームタグ、キーホルダーを付ける
- 内ポケットにネームカードを入れる
という2つのルートがあります。それぞれの方法を具体的に見ていきましょう。
①ランドセルの金具にネームプレートやキーホルダーを付ける
一番簡単なのが、市販の「ランドセル用名前プレート」を付ける方法です。ランドセルの金具やベルトに付けてぶら下げるだけなので楽ちん。値段もお手頃なものが多いです。
ストラップ/キーホルダー式
ランドセルの横の金具(ナスカン)や持ち手にキーホルダーのようにぶら下げるタイプ。旅行用ラゲッジタグみたいな形のものや、キャラクター付きのネームタグなど。付け外し・位置の調整が簡単なので、「まずは気軽に試したい」ならこれが一番ラクです。
ホック(スナップボタン)式
ループ状の革やテープ、リボンなどをスナップボタンでパチンと留めて付けるタイプ。付け外しは簡単だけど、ある程度しっかり固定できます。
個人的には、失くしやすいキーホルダータイプよりこちらの方がおすすめです。
カバー一体型・フタ一体型のタイプ
雨よけや傷防止のランドセルカバーに、イニシャルや名前を入れられるタイプ。「名前プレートだけ」ではないですが、カバーごと入学祝いで揃えるケースが増えています。
🚨ランドセルにネームプレートを後付けするときの注意点

ここまでランドセルにネームプレートを後付けする方法をいろいろ見てきましたが、実際に付けるときにはいくつか気を付けたいポイントがあります。
📣防犯上、フルネームを目立たせすぎない
一番意識しておきたいのが防犯面です。ランドセルの外側に、フルネームや学校名を大きく出してしまうと、通りすがりの大人からでも子どもの名前や通っている学校が分かってしまいます。名前を呼ばれると子どもは「知っている人かも」と勘違いしやすいので、ここはできるだけリスクを下げておきたいところです。参考資料:警察庁 子ども防犯テキスト
具体的には、
といったルールにしておくと安心感がグッと高まります。「自分のランドセルの目印になるタグ」と「いざというときの情報カード」を分けるイメージですね。
ちなみに、Yahoo!ショッピングでこんな便利なアイテムも見つけました👇
また、SNSにランドセルの写真をアップする場合も、ネームプレートや名前カードが写り込んでいないか一度確認してから投稿するのがおすすめです。名前や学校名が読み取れてしまう写真は、トリミングやスタンプで隠してから使うようにしましょう。
📣校則で飾りやキーホルダーがOKか確認
もうひとつ大事なのが校則との相性です。学校によっては「ランドセルに付けられるキーホルダーは1つまで」「安全上の理由で大きな飾りは禁止」といったルールが決まっていることがあります。せっかく用意したランドセル名前キーホルダーが、登校初日に「外してください」と言われてしまうのはちょっと切ないですよね。
トラブルを避けるためにも、
といったステップを挟んでおくと安心です。見た目が派手なネームタグや、ジャラジャラと複数のキーホルダーを付けるスタイルは、校則だけでなく安全面からも控えめにしておくのがおすすめです。
特に低学年は、ランドセルのフックやロッカーの金具、階段の手すりなどにキーホルダーを引っ掛けてしまうことがあります。大きすぎるタグや長く垂れるチェーンは、転倒・巻き込みの原因にもなり得るので、「引っ掛かりにくいコンパクトなデザイン」を基準に選ぶといいですよ。
②ランドセルの内ポケットにネームカードを入れる
ネームプレートやランドセル名前キーホルダーは、「パッと見て自分のランドセルだと分かるための目印」として使うイメージでOKです。本当に大事なフルネームや連絡先などの細かい情報は、ランドセルの内ポケットに入れる名前カード側でしっかり管理する、という役割分担にしておくと、防犯面でも安心感が高まります。
外側のネームタグには苗字だけ・イニシャルだけ・小さなマークだけ、くらいにしておいて、「このランドセルはうちの子のものだ」と分かれば十分です。そのうえで、内ポケットに差し込むランドセル名前カードに、ひらがなのフルネームや緊急連絡先をきちんと書いておけば、落とし物になったときや災害時の身元確認にも役立ちます。
名前カードに書く内容
名前カードには、全部の情報を詰め込む必要はありません。迷ったら、次のような内容をベースにしてみてください。
住所や細かい個人情報は、地域の事情や家庭の考え方によって判断が分かれるところです。不安があれば、まずは「名前+連絡先」だけに絞るところから始めて、必要に応じて項目を足していくくらいでちょうどいいかなと思います。
ランドセル用お名前カードのテンプレートをダウンロードする
名前カードは、手書きで適当な紙に書いてももちろん良いのですが、テンプレートをダウンロードして使うと見た目も整っていて便利です。
ネームカード(名前カード・名札)のテンプレートを公式で配布しているメーカーを抜き出してみました。
*メーカー名をクリックすると、ダウンロードページに飛べます。
上記の中で、もしお手持ちのランドセルに合うお名前カードがあればぜひ印刷して活用してください。家庭用プリンターがあればそのまま印刷でOKですし、プリンターがない場合は、コンビニのマルチコピー機を使ったネットプリントを利用する方法もあります。テンプレートをスマホに保存しておけば、学年が変わったタイミングでクラス名だけ変えて印刷し直す、といった使い方もできますよ。
*テンプレートには「個人利用のみ」「再配布禁止」などの利用規約が決められていることが多いです。必ず公式サイトの説明を読み、規約を守ったうえで家庭内で使うようにしてください。また、書き込む情報の量や内容について不安がある場合は、学校や地域の防犯担当、専門家などに相談しながら決めていくことをおすすめします。
名前カードを長持ちさせるひと工夫
せっかく作った名前カードがすぐヨレヨレになってしまうともったいないので、できれば次のようなひと工夫をしておくのがおすすめです。
こうしておくと、汗や雨でにじんだり、折れ曲がって読めなくなったりするリスクがグッと減ります。特に低学年のうちはランドセルの出し入れもガサガサしがちなので、「ちょっと頑丈めな名前カード」にしておくと安心です。
ランドセルのネームタグ 100均グッズを活用する
次に、コスパ重視ならランドセルのネームタグを100均グッズを活用して作成する方法もかなり有力な選択肢です。ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100円ショップには、ランドセルにそのまま使えるネームタグやカードケースがたくさん並んでいます。
100均でそろう後付けグッズ
実店舗の売り場を見てみると、例えばこんなアイテムがランドセルネームプレート後付けに使えます。




色やデザインはシンプルなものが多いですが、抜群のコスパです。
①-② 100均ネームタグを選ぶときの注意点
ランドセルネームタグ100均で揃えるときは、とくに次の3点をチェックしてみてください。
100均グッズは「安くて気軽に試せる」のが最大のメリットですが、その分、耐久性や在庫の継続性はほどほどです。気に入ったランドセルネームタグが見つかったら、予備を1〜2個買っておくと、壊れたときやデザインを揃えたいときにも安心ですよ。
100均の商品ラインナップは季節や店舗によって激しく入れ替わります。もし最寄りの100均に目当てのグッズが無ければ、ダイソーネットストアも活用してみてください。
ランドセルに後付けできるネームプレートはどこで売ってる?
ランドセルに後付けできるネームプレートはどこで買えるのか、販売場所をざっくり整理しておきます。
ネット通販
「ランドセル専用」と書かれていないネームタグでも、サイズと取り付け方法さえ合えば問題なく使えることが多いです。トラベル用ラゲッジタグやゴルフ用ネームタグをランドセルに転用する、というのもよくあるパターンですね。
ランドセル名入れ持ち込みサービスはある?
「今使っているランドセルに、あとから名前を入れてもらえないかな?」と思ってネットでいろいろ探してみたのですが、“手持ちのランドセルだけを送り、名入れだけしてもらう”というサービスは、ほとんど見つかりませんでした。多くのメーカーや工房は、あくまで自社ランドセルの新規購入時オプションとして名入れを受け付けているケースが多く、購入後の本体名入れ単独サービスはかなりレアだな、という印象です。
なので、すでにランドセルを購入済みの場合は、この記事で紹介しているような後付けネームタグ・キーホルダー・名前カードをメインに考えるのが現実的なラインになってきます。それでも「どうしても本体に名入れしたい」「かぶせ裏だけでも刻印できないか試してみたい」という場合は、近隣のカバン修理店や革製品の修理・リメイクをしているお店に相談してみるというルートが一つの候補になります。
近所のカバン修理店や革工房に相談してみる
駅ビルやショッピングモールに入っている、
などのなかには、「ランドセルのかぶせ裏やベルトに、ワンポイントで刻印できますよ」と対応してくれるお店があるかもしれません。もちろん、すべてのお店が対応してくれるわけではありませんが、ネットで探して見つからないケースでも、対面の職人さんベースだと柔軟に相談に乗ってくれることがあるんですよね。
相談するときは、いきなり持ち込むよりも、まず電話やメールで次のようなポイントを確認しておくとスムーズです。
注意点として、メーカー以外での加工は、ランドセルの保証対象外になる可能性があります。また、職人さんによる手作業なので、仕上がりイメージや失敗した場合の対応など、責任範囲を事前にしっかり確認しておくことが大切です。「やってもらえたらラッキー」くらいの感覚で相談し、無理に依頼を押し通さないようにしましょう。安全面や保証に不安がある場合は、最終的な判断をする前に、ランドセルメーカーや販売店にも一度相談してみてください。
こんな感じで、ネット上の「既製サービス」はほとんど見つからなくても、地域のカバン修理店や革工房が、実は名入れの相談先として頼りになることもある、というイメージでいてもらえると良いかなと思います。そのうえで、基本は後付けのレザーネームタグやネームプレート・名前カードでしっかりカバーしつつ、「どうしても本体に入れたい」ときの最後のオプションとして、持ち込み相談を検討してみてください。
【ランドセルにネームプレートを後付けする方法】完全ガイドpart2
ここからは、ランドセルに名前を後付けする際の考え方や疑問点に触れていきますね。
ランドセルの名前はひらがなで書くべき?
「ランドセルの名前って、ひらがなで書くべき?それとも漢字?」ここ、けっこう迷いますよね。結論から言うと、低学年のうちはひらがなメイン、高学年になったら漢字も検討くらいのスタンスでOKかなと思っています。ただし絶対ルールではないので、子どもの読みやすさ・学校の方針・防犯面を踏まえたうえで「うちの場合のベスト」を決めてあげるイメージです。
低学年は「自分で読める」ひらがなが基本
入学〜2年生くらいまでは、ランドセルの名前はひらがな表記を基本にしてあげるのがおすすめです。理由はシンプルで、
といったメリットがあるからです。特に一年生は、教室のロッカーや机の名前札もひらがなで統一されていることが多いので、ランドセルの名前も合わせておくと子どもが混乱しにくくなります。
ひらがなで書くときは、
といった感じで、ぱっと見で読める・区切りが分かる書き方を意識してあげるといいですね。
漢字を使うなら「カード差し替え」で段階的に
「せっかくきれいな漢字の名前なんだから、漢字も使いたい…」という気持ちもすごく分かります。その場合は、いきなり全部漢字にしてしまうのではなく、
のように、ランドセル名前カードを学年に合わせて差し替えていくやり方がおすすめです。
具体的には、
という二段構成にしておけば、「読める」「漢字も分かる」のいいとこ取りができます。高学年になって「もう漢字だけで大丈夫そうだな」と思ったタイミングで、漢字だけの名前カードに変えてあげてもいいですね。
防犯面を考えると、外側はひらがな・漢字どちらも控えめに
防犯のことを考えると、ランドセル外側にフルネームを大きく書くのは、ひらがなでも漢字でもあまりおすすめできません。文字種よりも、「どれくらい目立つか」「遠目からでも読めてしまうか」のほうが重要だからです。
という役割分担にしておけば、ひらがなでも漢字でも、必要な場面でちゃんと名前が分かりつつ、外からの丸見えは避けられます。「どの文字種か」よりも「どこに・どの程度出すか」を優先して決めるのがポイントです。
こんな場合はどうする?よくある迷いパターン
最後に、ひらがなか漢字か迷いやすいパターンをいくつか挙げておきます。
迷ったときは、子ども本人が「これがいい!」と思う書き方+低学年でも読めるかどうかを基準にすると、だいたい上手く落ち着きます。学校の名札ルール(名札は漢字・ひらがなどちら指定か)にも影響されるので、入学説明会の資料も一度チェックしておくと安心ですよ。
まとめると、「ランドセルの名前はひらがなじゃなきゃダメ」という決まりはありませんが、低学年ではひらがなメイン、高学年から漢字にステップアップ、という流れにすると、子どもにとっても分かりやすくてちょうどいいかな、というのが僕のスタンスです。
ランドセルに住所を書くべきか?
「ランドセルに住所まで書いておいたほうがいいのかな?」というのも、よく出てくる悩みどころですよね。結論から言うと、ランドセル本体や外側の見える場所に住所を書く必要は、基本的にはないと考えています。むしろ、防犯・プライバシーの観点から見ると、住所まで大きく書くのはリスクのほうが大きいかな、というスタンスです。
住所を書きすぎることのリスク
ランドセルにフルネーム+住所をしっかり書いておけば、「落としたときに返ってきやすい」というメリットは確かにあります。ただその反面、
といったリスクもゼロではありません。特に最近は、SNSや学校行事の写真など、子どものまわりの情報が外に出やすくなっているので、ランドセルに「名前+住所」をセットで大きく記載するスタイルは、時代に合わなくなりつつあると感じています。
おすすめは「名前+連絡先」までにとどめる
じゃあどうするのが現実的かというと、ランドセルに書く情報は、
くらいにとどめるのがおすすめです。「このランドセルは誰のものか」と「緊急時にどこに連絡すればいいか」が分かれば、実用面ではほとんど困らないからですね。
もしどうしても住所を入れたい場合は、
といったように、「外からはまず見えない位置+必要最小限」に抑えるのが無難かなと思います。
学校や地域の方針もチェックしておこう
一方で、学校や地域によっては、「名前と住所を書いてください」と案内されることもあります。この場合も、必ずしもランドセル本体に大きく書く必要はなく、配布された記名シールや名前カードに住所を書く → ランドセルの内側に貼る・差し込むでもルールを満たせることが多いです。
入学説明会の資料やお便りに、
というパターンもよくあるので、「本当に住所まで必要なのか?」「名前と連絡先だけでよいのか?」は、一度学校に確認してしまうのが安心です。
迷ったときの決め方の目安
「うちの場合はどうしよう…」と迷ったときは、次の3つをチェックしてみてください。
そのうえで、
というラインを一つの目安にしてもらえれば、大きく外すことはないはずです。
子どもの名前や住所などの情報は、とてもデリケートな個人情報です。書き方や書く場所に不安がある場合は、独断で決めきらず、学校や地域の防犯担当、専門家などにも相談しながら判断することをおすすめします。「書き過ぎて後悔するくらいなら、まずは控えめに」が基本で、必要に応じて少しずつ情報を足していくイメージで考えてみてください。
ランドセルにネームプレートは必要か?
ここまで読んで、「そもそもランドセルネームプレート必要かそんなに気にしなくてもいいのでは?」と思った方もいるかもしれません。結論としては、「ランドセルに名前をどこかしらに入れておくこと自体はほぼ必須だけど、ネームプレートという形にこだわる必要はない」という感覚でOKかなと思っています。
大事なのは「どこかに」「読める形で」書いてあること
学校の持ち物ルールでも「持ち物には名前を書きましょう」と言われることがほとんどです。ランドセルも例外ではなく、少なくとも、
くらいの情報は残しておきたいところです。その意味で、ネームプレート・ネームタグ・名前カード・本体名入れなど方法は何でもよくて、「どこかに」「誰が見ても読める形で」名前が入っていれば目的は達成できます。
こだわるべきは「見せ方」と「位置」
なので、「ネームプレートが付いていないランドセルを買ってしまった…」と焦る必要はありません。100均のタグでも、カードテンプレートでも、手書きのカードでも、目的は十分果たせるからです。それよりもこだわりたいのは、
といった「見せ方」と「位置」のほうです。この記事で紹介した①〜④の方法から、ご家庭とお子さんのスタイルに合うものを組み合わせて、「うちにとってちょうどいい名前の付け方」を作ってもらえたらなと思います。
名札やネームプレートについての細かいルールは、学校や地域によって本当にバラバラです。入学説明会やお便りをよく読みつつ、分からないことは学校に聞いてしまって大丈夫です。「この付け方ならOKですか?」と写真付きで相談するのもアリですよ。
ランドセルネームプレート後付けのまとめ
ここまで、ランドセルネームプレート後付けのやり方や注意点を一気に見てきました。最後に、「結局、何をどうすればいいのか?」をサクッと整理しておきますね。
まず大前提として、ランドセルに名前をどこかしらに入れておくことはほぼ必須ですが、「純正のネームプレートじゃないとダメ」「本体に刻印しないと意味がない」ということはまったくありません。通販で買えるプレートやネームタグ、100均のネームタグ、内ポケットに入れる名前カードなど、後付けでできることだけでも十分カバーできます。
後付けで押さえておきたいポイント
- 外側のネームプレートやキーホルダーは「自分のランドセルの目印」用
- 内ポケットの名前カードでフルネームや連絡先など「詳しい情報」を管理
- 通販・100均・メーカー配布テンプレートなどを組み合わせて無理なく対応
- フルネームや住所を外に出しすぎないなど、防犯と個人情報保護を常に意識する
ネームプレートが最初から付いていないランドセルでも、後付けのネームタグ+名前カードという組み合わせで、機能面はしっかり補えます。本体への名入れができなくても、「今からできる現実的な方法」に目を向けていけば大丈夫です。
最後にもう一度だけ意識しておきたいのは、「どのグッズを選ぶか」よりも「どこに、どのくらい、どう見せるか」という視点です。外側は控えめに、内側でしっかり、そして学校や地域のルールに合わせる。このバランスさえ外さなければ、あなたのご家庭なりの正解は必ず見つかります。
この記事の内容を参考にしつつ、気になるグッズやサービスは必ず公式サイトや販売ページで最新情報を確認し、必要に応じて学校や専門家にも相談しながら、「うちの子にちょうどいいランドセルネームプレート後付けの形」を一緒に探してみてくださいね。

