玄関ドアに挟む防犯カメラは、玄関ドアの上部に簡単に設置できるため、賃貸物件やDIYが苦手な方でも手軽に利用できます。
この記事では、玄関ドアに挟む防犯カメラのメリット、デメリットについて詳しく解説。
設置後に後悔したくない方はぜひご参照ください。
また「玄関ドアに挟む」以外の、手軽に防犯カメラを設置する方法も詳しくご紹介しています。
記事の後半では、防犯カメラを設置する際に知っておきたい『法律』についても解説しますので、ぜひ最後までお読みください(´ー`)
この記事のポイント
- 玄関ドアに挟む防犯カメラのメリット、デメリットを理解できる
- その他の簡単に設置できる防犯カメラの特徴とメリットを理解できる
- 防犯カメラの必須機能や、選ぶ際の基準を理解できる
- 防犯カメラ設置時の法律やプライバシー配慮のポイントを理解できる
玄関ドアに挟む防犯カメラのメリットデメリットを徹底解説【他の簡単設置方法もご紹介】
- 『玄関ドアに挟む防犯カメラ』 パナソニックVS-HC400
- 玄関ドア向け その他おすすめ防犯カメラ 【工事不要】
- ①ドアスコープ型
- ②マグネット型防犯カメラ
- ③どこでも設置できる型防犯カメラ
- ④突っ張り棒タイプ防犯カメラホルダー
- ⑤ステンレスバンド付きブラケット
- ⑥Amazon『Ring Battery Doorbell Plus』を専用ブラケットに入れて玄関ドアに挟む方法【おすすめ!】
- 価格と性能のバランスを考える
- マンションの玄関ドア付近に設置する防犯カメラ。おすすめ機能は?
- 玄関ドアの防犯カメラは人感センサーが付いていた方が良い?
- 防犯カメラ スマホと連動させるべき?
- 購入前に知っておきたい法律とプライバシーへの配慮
- 近隣トラブルを防ぐための注意点
- 法的に問題のない設置方法とは?
『玄関ドアに挟む防犯カメラ』 パナソニックVS-HC400
パナソニックのモニター付きドアカメラ「VS-HC400」は、玄関ドアの上部に掛けるだけで簡単に設置できる防犯カメラ。
手軽に防犯対策を強化したい方におすすめの製品です。
⇩詳しい商品詳細は以下のリンク先をご参照ください⇩
*スマホ連携、ネット環境を使用しない方はこちらの「モニター+カメラ」のセット。
ポチップ
*スマホと連携して、外出先から来訪者対応もしたい人はこちらの「モニター+カメラ+ホームユニット」のセットがおすすめ。
ポチップ
パナソニックVS-HC400は、簡単設置と便利な機能でマンションの防犯対策には有力な選択肢です。
ただし使用環境や機能の制限もあるため、メリットと注意点を把握してからの導入をおすすめします。
メリット
- 簡単設置
ドアに掛けるだけで設置完了。配線工事が不要で、専門知識がなくても扱えます。
- ネット環境不要
カメラとモニターがペアリングされた状態で届くため、インターネット環境やスマートフォンがなくても利用可能です。
- チャイムリンク機能
来訪者が玄関チャイムを押すと、その音を検知してモニターに映像が自動表示されます。
- 自動録画機能
最大50件(1件約10秒)の映像を自動で録画し、不在時の来訪者も確認可能です。
- 持ち運び可能な親機
充電式のモニター親機は、家の中の好きな場所で使用でき、音声通話も可能。どこにいても来訪者の対応ができます。
- オプションでスマホ連携可能
別売りのホームユニットを追加すれば、スマートフォンで外出先から来訪者対応が可能です。
注意点
- 録画時間が短い
1件あたりの録画時間が約10秒と短く、長時間の記録には向いていません。
- チャイムが鳴らされないと録画しない
チャイム音を検知して録画を開始する仕様のため、チャイムが鳴らされない来訪者や不審者を記録することができません。
- 電池の充電が必要
モニター親機は充電式のため、定期的に充電が必要。長期間の外出時には注意が必要です。
- 設置場所の制約
ドアの形状や厚みによっては取り付けが難しい場合があります。購入前に対応可能か確認が必要です。
注目すべきは「チャイムが鳴らないと録画しない」という点。
常時録画、もしくは撮影範囲内に動きがあった時に自動で録画してくれるような機能を求める場合は、他の選択肢も候補に入れてみてください。
玄関ドア向け その他おすすめ防犯カメラ 【工事不要】
工事不要で簡単に取り付けられる防犯カメラは、特に賃貸住宅やDIYが苦手な方にとって人気があります。
ここでは、手軽に玄関ドア付近に設置できるおすすめの防犯カメラをご紹介します。
①ドアスコープ型
ドアスコープ型防犯カメラは、既存のドアスコープ(のぞき穴)に装着して使用するタイプのカメラです。
カメラの前を人が通ると自動で録画してくれる機能が付いたものもあります。
メリット
- 既存のドアスコープを利用できる
ドアスコープ型は、既存の穴を活用するため新たな工事や加工が不要。
- 外観が目立たない
ドアスコープの見た目をほぼそのまま維持でき、防犯カメラだと気づかれにくい設計。
- 設置が簡単
工具を使わず、手軽に取り付けが可能。初心者でも簡単に導入できる。
- 防犯機能を強化
来訪者の顔を録画し、不審者の特定に役立つ。音声通話機能があるモデルもあり。
- コストパフォーマンスに優れる
比較的安価で購入でき、初期費用を抑えたい方に向いています。
注意点
- 視野角が限られる
ドアスコープの範囲内に限られた撮影となるため、広範囲の監視には向かない。
- 外側の露出
装着された防犯カメラが外から確認できる場合があり、破損や取り外されるリスクがある。
- 画質が製品に依存
一部の低価格モデルでは画質が劣る場合があり、細かい確認が難しいことも。
- 電池や電源の管理が必要
電池式のものが多く、定期的な充電や交換が必要。電源ケーブルが必要なモデルでは取り回しに制約あり。
- スマホ連携が必須な場合がある
一部の製品ではスマホと連動するためのアプリが必要で、Wi-fi環境が求められることがある。
ドアスコープ型防犯カメラは、目立たず簡単に設置できることが最大の魅力です。
一方で、視野角の狭さや電池管理の手間などを考慮する必要があります。
②マグネット型防犯カメラ
マグネット型防犯カメラは、金属製のドアや壁に磁石で簡単に固定できるタイプの防犯カメラ。
穴を開ける必要が無いため、気軽に設置できる点がおすすめです。
メリット
- 取り付けが簡単
磁石で固定するだけなので、工具や専門知識が不要。
- 設置場所の変更が容易
簡単に取り外しが可能なため、必要に応じて位置を変更できる。一時的な使用にも最適。
- 壁やドアに傷をつけない
ネジや接着剤を使用しないため、壁やドアを傷つける心配がない。賃貸物件にもおすすめ。
- さまざまな場所で利用可能
金属面があればどこでも設置可能で、玄関ドア、車庫、オフィスなど幅広い用途に対応。
- コンパクトで目立ちにくい
磁石型カメラは小型のモデルも多く、外観を損なわず目立ちにくい設計。
注意点
- 設置可能な場所が限られる
金属製の面が必要なため、設置場所が限定される。非金属のドアや壁には別途取り付け方法が必要。
- 磁力の強度に依存
磁石の強度が不十分だと、衝撃や振動で落下する可能性がある。購入時に磁力の確認が必要。
- 盗難のリスクがある
簡単に取り外せるため、第三者に盗まれる可能性がある。設置場所の工夫が必要。
- 天候や環境に影響される場合がある
屋外に設置する際、風雨や湿気で磁力が低下する場合がある。防水性能や耐久性の高いモデルを選ぶことが重要。
- 一部モデルは視野角が狭い
コンパクト設計のモデルは視野角が制限される場合がある。
磁石型防犯カメラは、手軽な設置と柔軟な利用が可能な一方で、設置場所や環境に注意が必要な製品です。特に賃貸物件や短期使用に適しており、防犯目的に応じた選択肢として検討する価値があります。
③どこでも設置できる型防犯カメラ
その名の通り、どこにでも設置できるアームが付いた防犯カメラ。
アームはを自在に曲げることができるので、簡単に玄関ドア付近や窓の柵に設置することができます。
メリット
- 簡単設置
自由に曲がるアームで、窓の柵やフェンスや柱などさまざまな場所に取り付け可能。アームを外せば強力マグネットで金属面にも設置できます。
- 配線不要
乾電池式のため、電源コードや配線工事が不要。
- 防雨仕様
防雨タイプ(IP44)で、屋外でも使用可能。
- 夜間撮影対応
周囲が暗いと自動で赤外線撮影に切り替わり、夜間でも鮮明な映像を記録できる。
- 長寿命設計
電池寿命が長く、動画モードで約465日、静止画モードで約555日使用可能(1日10回の撮影を想定)。
注意点
- 録音機能なし
映像のみの記録で、音声の録音には対応していない。
- 画質制限
有効画素数は92万画素(HD解像度)で、高精細な映像を求める場合には物足りない可能性がある。
- 電池交換の手間
乾電池式のため、定期的な電池交換が必要。
- 視野角の制限
カメラの撮影範囲は水平90°、垂直50°で、広範囲の監視には複数台の設置が必要になる場合がある。
④突っ張り棒タイプ防犯カメラホルダー
突っ張り棒タイプの防犯カメラホルダーを利用して、防犯カメラを設置する方法もあります。
山善の「TLH-315(BK)」は、その代表的なモデルとして知られています。
メリット
- 工具不要で簡単に設置可能
壁やドア枠に突っ張り棒を固定するだけで設置できるため、工具や専門知識が不要。
- 防犯カメラの選択肢が広がる
ドアや壁に直接ではなく、アタッチメントに防犯カメラを固定するので、本来穴を開けなくてはならないタイプの防犯カメラ等も設置可能になる。
- 穴を開ける必要がない
賃貸物件など、壁やドアに傷をつけたくない場合に最適。
- 高さ調整が自由自在
突っ張り棒を使用するため、カメラの設置高さを自由に変更できる。視界を確保したい場所に合わせた調整が可能。
- 安定した固定力
突っ張り棒の構造により、しっかりとした固定が可能。風や軽い衝撃にも耐えられます。
- 取り外しが簡単
引っ越しや一時的な設置にも対応でき、簡単に取り外して他の場所で再利用できる。
注意点
- 設置可能な場所が限られる
突っ張り棒を固定できる場所が必要。天井が高い場合や素材が不適切な場所では設置できない場合がある。
- スペースをとる可能性がある
突っ張り棒自体がスペースを占有するため、狭い場所には不向きです。
- デザイン性が制約される
突っ張り棒の外観がインテリアに合わない場合がある。また防犯カメラ設置が目立ってしまう可能性も。
- 固定力に依存する安定性
長期間設置した場合、固定力が緩む可能性がある。
- 重量制限がある
重量のある防犯カメラには適さない場合がある。
*注 この商品は防犯カメラを固定するホルダーです。防犯カメラ本体は付属していません。
⑤ステンレスバンド付きブラケット
ステンレスバンドが付いたタイプのブラケットを使用して防犯カメラを固定する方法もあります。
玄関ドア付近にある柵やポールに、防犯カメラをしっかりと固定できます。
メリット
- 壁や柱を傷つけない
穴をあける必要がないため、賃貸物件や壁面を損傷したくない場所に設置できる。
- 設置場所の自由度が高い
ポールや柵など、通常の設置が難しい場所にも固定可能。
- 取り外し・移動が簡単
必要に応じて簡単に取り外したり、別の場所に移動できるため、設置場所を変更したい場合にも便利。
- 角度調整可能
上下左右の角度を調整でき、監視範囲を柔軟に設定できる。
- さまざまなカメラに対応可能
ブラケットを使用することで、幅広い種類の防犯カメラを取り付けることが可能に。
注意点
- 設置場所が限定される
取り付け可能なポールや柵が近くにないと使用できず、取り付けるポールや柱の直径によっては、ステンレスバンドの長さが足りない場合がある。
- 風や振動に弱い場合がある
バンドの締まりが十分でない場合、強風や振動でカメラがズレる可能性がある。
*市販の滑り止めゴムなどを巻いた上からバンドを閉めると、ズレにくくなります。
*注 この商品は防犯カメラを固定するブラケットです。防犯カメラ本体は付属していません。
ブラケットを活用して設置したいおすすめ防犯カメラについては、この記事の後半で詳しくご紹介しています。
⑥Amazon『Ring Battery Doorbell Plus』を専用ブラケットに入れて玄関ドアに挟む方法【おすすめ!】
私がおすすめする玄関ドアに挟む防犯カメラは、Amazonデバイスの『Ring Battery Doorbell Plus』をブラケットで固定する方法。
Ring Battery Doorbell Plusとは、一言でいうと「高機能な防犯カメラを備えた次世代型ドアベル」。
これを専用ブラケットに入れて玄関ドアに挟むやり方です。
この方法だと、とても簡単に高機能防犯カメラを玄関ドアに設置できます。
Ring Battery Doorbell Plusの特徴
- 広視野角: 150°の広視野角で、訪問者の全身を確認可能。ドア周辺の状況をしっかり監視できます。
- 高解像度: HDビデオ品質で、鮮明な映像を記録可能。
- バッテリー駆動: 配線不要で、充電式バッテリーによる手軽な設置。
- スマート連携: スマートフォンやAlexaと連携して、リアルタイムで訪問者の確認や通話が可能。
- モーション検知: 動きを検知すると通知を送信。防犯や訪問者の見逃しを防ぎます。
Amazonデバイス Ring Battery Doorbell Plus (リング ドアベルプラス バッテリーモデル)について、詳しくはこちらをご参照ください。➡ https://amzn.to/4014cne
ドアに挟むブラケット
このブラケットにRing Battery Doorbell Plusを入れて玄関ドアに挟むだけ。
これで玄関ドアに挟む防犯カメラが簡単に完成します。
メリット
- 配線工事が不要で、設置が簡単。
- 高解像度の1536p映像で、鮮明な画像を提供。
- 160度の広視野角で、玄関前の様子を広範囲にカバー。
- スマホ連携で、どこからでも来訪者の確認や応答が可能。
- モーション検知機能により、動きがあればすぐに通知を送信。
- リモートでのドアベル操作や会話が可能。
- Amazon Alexaとの連携で、スマートホーム環境にも最適。
注意点
- 充電式のため、定期的に電池交換や充電が必要。
- 一部の高度な機能を使用するには有料サブスクリプションが必要。
- ネット接続が必須で、Wi-Fi環境が不安定な場合は通知や映像に遅延が発生する可能性がある。
- 動画保存期間に制限があり、長期保存には追加費用が発生する。
玄関ドアに挟む防犯カメラのメリットデメリットを徹底解説【他の簡単設置方法もご紹介】part2
ここからは、初心者でも安心な防犯カメラの選び方のポイントを解説します
まず価格帯と性能のバランスを考える
玄関ドアに設置する防犯カメラを選ぶ際には、価格帯と性能のバランスを重視することが大切です。
価格が高いほど性能が優れているとは限らず、自分のニーズに合った製品を選ぶことが最も重要です。
- 価格帯の目安
防犯カメラの価格帯は、簡易的なモデルで5,000~10,000円、機能が豊富なモデルでは15,000~30,000円程度が目安です。初めて購入する場合は、手頃な価格帯から試してみるのも良いでしょう。
- 必要な機能を絞る
防犯目的に必要な機能は人それぞれ異なります。例えば、一人暮らしの女性であれば夜間撮影や通知機能が重要かもしれません。家族で住んでいる場合は、広範囲を撮影できるモデルが便利です。
- コストパフォーマンスを重視
高価格なモデルを選ぶ際は、頻繁に使う機能がどれくらいあるかをチェックしましょう。使用頻度の低い機能が多い製品を購入すると、コストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。
- 保証とサポートも確認
万が一の故障や不具合に備え、保証期間やアフターサポートが充実しているメーカーを選ぶと安心です。特に、初期不良に対応してくれるかどうかは重要なポイントです。
価格だけでなく、自分がどのように防犯カメラを活用したいかを明確にすることで、満足度の高い買い物ができます。また、必要に応じてスマートホーム機器との連携も視野に入れると、防犯だけでなく利便性も向上します。
マンションの玄関ドア付近に設置する防犯カメラ。おすすめ機能は?
マンションの玄関ドア付近に防犯カメラを設置する際、どんな機能が必要なのか迷いますよね。
ここでは、防犯対策を効果的に行うために最低限付いていた方が良い機能を解説します。
- 高画質な映像(720p以上)
映像が鮮明であれば、不審者の顔や特徴をしっかりと記録できます。特にトラブル時に証拠として活用できるため、最低でも720p(HD)の解像度を備えたモデルを選ぶのがおすすめです。
- 夜間撮影(赤外線ナイトビジョン)
夜間の監視は防犯の基本です。赤外線ナイトビジョン機能があれば、暗闇でもはっきりとした映像を確認できます。夜間でも鮮明な映像を記録できるモデルを選びましょう。
- 動体検知機能
モーションセンサー付きの防犯カメラは、不審な動きを検知すると自動的に録画を開始します。この機能があれば、24時間録画し続ける必要がなく、効率的に防犯を行えます。
- 通知機能
カメラが異常を感知した際、スマートフォンやタブレットに通知を送る機能は非常に便利です。外出中でもリアルタイムで状況を把握でき、防犯意識をさらに高めることができます。
- 録画機能(SDカード対応)
録画機能は、トラブル発生時の証拠として活用できます。SDカード対応モデルを選ぶと、映像の保存や確認が簡単に行えます。また、録画容量が多いモデルほど、過去の記録を長期間保存できます。
- 広い視野角(120度以上)
視野角が広いカメラを選ぶと、玄関前の様子を広範囲でカバーできます。玄関の全体像やアプローチを把握したい場合は、120度以上の広視野角モデルを検討してください。
- 耐久性と防水機能
玄関は屋外に近い環境のため、雨風や温度変化に耐えられる防水・防塵仕様が必須です。屋外使用が想定されているモデルを選ぶことで、長期間安心して使えます。
おすすめ機能を備えた防犯カメラ
先ほど解説した「おすすめ機能」を備えたおすすめ防犯カメラをご紹介します。
ポチップ
ポチップ
ポチップ
ポチップ
玄関ドアの防犯カメラは人感センサーが付いていた方が良い?
玄関ドア付近に設置する防犯カメラの必須機能が「人感センサー(モーションセンサー)」です。
- 必要な場面だけ録画
動きを検知した際にのみ録画を開始するため、無駄な録画を防ぎ、記録データの効率化が図れる。
- 省エネルギーで長時間運用
常時録画をしないため、電池式のカメラでもバッテリー消費を抑えられる。
- リアルタイム通知
不審者や訪問者が検知されると、スマホに即座に通知が届くため、迅速に状況を確認できる。
- 周囲の安全性向上
来訪者の確認だけでなく、不審な動きを感知することで、住人全体の安全意識向上に寄与。
- 不審者への威嚇効果
人感センサーが作動するとライトが点灯するモデルもあり、不審者を追い払う効果がある。
防犯カメラはスマホと連動させるべき?
防犯カメラをスマートフォンと連動させることには、以下のようなメリットがあります。
- 外出先からの監視
スマホと連動することで、外出中でもリアルタイムで玄関の様子を確認できる。
- アラート機能
不審者の動きを検知すると、プッシュ通知がスマホに届き、迅速な対応が可能になる。
- 映像の保存・再生
クラウドサービスを利用する場合、スマホから過去の映像を簡単に再生・確認できる。
万が一防犯カメラが壊された場合、もしくは盗まれた場合でもクラウド上に映像が保管されている。
- 会話機能
スマホを通じて来訪者と音声でやり取りできる機能があれば、防犯対策が強化される。
- 利便性と防犯の両立
どこにいてもカメラの操作や映像確認が可能なため、忙しい人や単身世帯にも最適。
スマートフォン連携は、防犯の手軽さと利便性を向上させる強力な機能と言えます。
玄関ドアに挟む防犯カメラのメリットデメリットを徹底解説【他の簡単設置方法もご紹介】part3
ここからは、防犯カメラを設置する前に知っておきたい法律とプライバシーへの配慮について解説します。
プライバシー保護のための設置ルール
防犯カメラを設置する際には、プライバシー保護が重要です。設置場所や撮影範囲を適切に設定することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
- 他人の敷地を撮影しない
カメラが隣人の敷地や建物内部を映さないよう、撮影範囲を慎重に調整してください。意図せずプライバシーを侵害すると、トラブルの原因となります。
- 公道や公共エリアの撮影も注意
公道が撮影範囲に入る場合でも、映像がプライバシー侵害につながらないよう注意が必要です。可能であればモザイク処理やプライバシーマスク機能を活用してください。
- 設置を知らせる表示を活用する
防犯カメラを設置していることを示すステッカーや掲示物を使用すると、不審者への抑止力になるだけでなく、周囲の人への配慮にもつながります。
- 家庭内の映像管理を徹底する
撮影した映像は厳重に管理し、必要以上の期間保管しないことが重要です。不要な映像は速やかに削除しましょう。
これらのルールを守ることで、防犯カメラの活用が適切で効果的なものになります。周囲の人々への配慮も忘れず、安心して使用できる環境を整えましょう。
近隣トラブルを防ぐための注意点
防犯カメラを設置する際には、近隣住民のプライバシーに十分配慮し、トラブルを未然に防ぐことが重要です。以下のポイントを押さえながら設置を進めましょう。
- 撮影範囲を慎重に設定する
自宅の敷地内に撮影範囲を限定し、隣家や公道が映らないようカメラの角度や設置位置を調整することが大切です。プライバシーマスク機能を備えたカメラを利用するのもおすすめです。
- 防犯カメラの設置目的を明確に説明する
設置するカメラが「防犯目的」であり、監視の意図がないことを近隣住民に説明することで、不安や誤解を防げます。
- 防犯カメラ設置を示す看板を設置する
「防犯カメラ作動中」と記載した看板やステッカーを目立つ場所に掲示し、防犯効果を高めつつ近隣への配慮を示します。
- コミュニケーションを大切にする
設置前後に近隣住民に対して丁寧な説明を行い、意見を聞くことで、信頼関係を築きトラブルを防ぎます。
- データ管理を徹底する
撮影されたデータは適切に管理し、不要なデータは速やかに削除。第三者への提供は正当な理由がある場合に限定します。
法的に問題のない設置方法とは?
防犯カメラの設置には、法律やプライバシーのルールに従った適切な運用が求められます。以下のポイントを参考に、法的に問題のない設置を目指しましょう。
- プライバシー侵害に配慮する設置
防犯カメラの撮影範囲は敷地内に限定し、公道や隣家が映り込まないよう角度や設置位置を慎重に調整します。特に更衣室や特定の部屋には設置しないよう注意してください。
- 地域の条例やガイドラインを確認する
自治体や警察が定めた防犯カメラ設置に関するガイドラインを確認し、地域のルールに従いましょう。
- 周知と同意を得る
マンションや共有スペースへの設置では、住民全員に設置目的や場所を説明し、同意を得ることが重要です。
- 録画データの適切な取り扱い
データの保管・管理は厳密に行い、不正アクセスや情報流出を防ぎます。クラウド録画カメラを使用する場合は、セキュリティ強度が十分であるか確認してください。
- プライバシーマスクの活用
不必要な範囲を撮影しないよう、プライバシーマスク機能を活用することでリスクを軽減できます。
これらのポイントを遵守し、正しい知識と手順で防犯カメラを設置することで、近隣との信頼関係を保ちながら安全性を確保することができます。
参考資料:プライバシーを侵害するとして、防犯カメラの撤去等が認められ … 虎ノ門桜法律事務所
参考資料:隣接建物に設置された防犯カメラによりプライバシー 権が侵害 … 一般財団法人不動産適正取引推進機構
玄関ドアに挟む防犯カメラのメリットデメリットを徹底解説【他の簡単設置方法もご紹介】まとめ(総括)
- 玄関ドアに挟む防犯カメラは、設置が簡単で工事不要
- 賃貸物件に最適で、壁やドアを傷つける心配がない
- パナソニックVS-HC400はネット環境不要で利用可能
- ドアスコープ型は既存のドアスコープを活用できる
- マグネット型は金属ドアに磁石で簡単に取り付け可能
- 突っ張り棒タイプは高さ調整が自由で視野を確保しやすい
- ステンレスバンド付きブラケットはポールや柵に固定可能
- Ring Battery Doorbell Plusはスマホ連携で防犯効果が高い
- 動体検知機能は効率的な録画を可能にする重要な機能
- 赤外線ナイトビジョン機能で夜間の監視能力が向上する
- 広視野角カメラは玄関周辺を広範囲で監視可能
- 防雨性能は屋外設置時に安心して使用できる条件
- スマホと連携することで外出先でもリアルタイム監視が可能
- 録画データの保存と管理はSDカードやクラウドを活用する
- 設置場所や方法に合わせて最適なカメラを選ぶことが重要